安芸学校薬剤師会
                   

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  「薬の授業」のためのマニュアル研修会
           日時:平成21年9月13日(日)
           場所:サンピア・アキ
           内容:


            

日本薬剤師会における今後の学校薬剤師活動について(2006年10月7日配布資料)

   我が国の社会環境は、経済状況とも連動して大きく変化してきている。戦後の経済復興という国家を
  挙げての努力の結果、現在では格差はあるとはいえ生活に困窮するという状況ではなくなっている。そ
  のような国民生活の変化は、家庭環境や地域環境の変化として現れ、その環境の中で青少年の多くは
  健全に成長しているものの一部には喫煙、シンナー、覚醒剤といった薬物乱用等の非行に走る若者の
  存在があることも事実である。
   また一方で、青少年だけの問題ではないが、医薬品の適正使用の確保や健全なスポーツ育成のため
  のアンチドーピング運動の推進といった社会的な要請も大きくなってきている。
   このような状況の中で、薬物乱用防止はもとより、医薬品の適正使用やアンチ・ドーピングといった社会
  的な課題に応えるためには、青少年に対する小・中・高校教育を通じての粘り強い付加的な教育・啓発
  活動が重要であることは誰もが認めるところであり、その任を果たすのは学校薬剤師であるといえる。
   これまでの学校薬剤師の活動の中心は、学校保健法において要請されている“学校環境衛生”の分
  野に置かれていたが、日本薬剤師会として、薬剤師養成のための薬学6年制がスタートした今、社会的
  要請に応えるべく学校薬剤師としての活動範囲を拡大し、取り組むべき具体的な活動内容を明確にする
  こととする。
   ついては、下記の事項を当面の重要項目とし、「学校薬剤師」、「支部薬剤師会」、「都道府県薬剤師会」
  及び「日本薬剤師会」がそれぞれ取り組むべき活動を具体的に示した「学校薬剤師活動方針」を策定・
  公表し、「学校薬剤師部会」を中心に適宜実施に移していくこととする。

      1. 学校環境衛生を中心とした義務的活動
      2. 薬物乱用防止啓発運動(喫煙、飲酒等を含む)
      3. “薬教育”活動
      4. アンチ・ドーピング啓発活動
      5. 災害時における支援活動
      6. その他

  
  活動方針の作成に当たっては、各都道府県の試験検査センターとの連携にも留意することとする。
    また、このような広範囲にわたる学校薬剤師活動が、薬学教育特に薬局実務実習を通じて薬学生
    に理解されるよう、積極的に協力することも重要と考える。


ジックマッシュルーム(合法ドラッグ)

◇過去の研修会より

    日時:平成21年6月9日(日)
      【水質検査】
                ●大腸菌(+)になったときの対応法は?
                    基本的にはプールの使用中止→スーパークロリネーションの実施 → 再検査
                    
                ●アクアチェックとDPD法との差は?
                    現在のところ、比較データはなし(検査センターで確認済み)
                    より正確な測定のため、薬剤師会はDPD法を推奨。
                    (DPD法の検査キットは薬剤師会事務所にあります)
                    DPD試薬の期限を確認して使用すること
                ●水質検査の責任者は?
                    毎年、新年度に学校側へ確認をとっておく
                    はっきりしない場合は、学校長を通じて確認をする。
                    問題発生時には原則として水質管理者を通じて指導を行う。
            
            【照度検査】
                ●蛍光灯の交換を依頼しても予算の問題で断られるが、その時の対応法は?
                ●構造上、照度が基準値に達しない場合の対応法は?
                    各学校で開催される「学校保健委員会」の場で申し出をする。
                    文書にして学校長を通じて申し出る。
                    PTAを通じて「環境改善要望書」を市町村に提出する。
                    回答を要求しておくといい。
                ●安芸薬にある照度計を使用している学校はあるか?
                ●各校で使用している照度計はどういったタイプのものか?
                    各校の備品としてある照度計を使用しているところがほとんどである。
                    薬剤師会の照度計(デジタル式)を修理し、貸し出しできるようにしておく。

            【空気検査】
                ●ストーブの使用基準に達していても使用しないことがあるが、どう対応すべきか?
                    冬季の室温基準は10℃以上。これに達していない場合は基準を満たすよう指導する。
                    詳細については、各校に対応を一任する。
                ●空気の検査の採取法、どのような手順で教室をまわっていくか?
                    空気検査を行う教室の状況設定をあらかじめ保健の先生と相談しておく。
                           (閉め切ったままの部屋をつくっておく等)
                    状況設定を閉め切ったままとしておいた上で測定し、基準値をクリアしていれば測定は1度のみと
                    いう学校もある。
                    検査する時の条件として、臨時検査等の特別な場合のほかは、児童生徒が在室している授業中に
                    行うこととされている。

            【その他】
                ●保健室で常備している薬品は?
                    学校薬剤師の職務として「保健室に置く医薬品・衛生材料の管理」があります。
                    種類については、各校で違いますが、毎年一回は必ずチェックをすることになりました。
                    保健室での医療行為は認められていません。したがって、児童・生徒の話、症状や様子をみることに
                    重点がおかれているのが現状です。(傷の消毒も行われていない場合が多い)